1.気泡含む発泡性流体の定義

液体の中に気体の泡(気泡)が多数分散した状態の流体を指します。

・液相を主体にしつつ、内部に多数の気泡(ガス相)を含んでいる流体

・「液体+気泡」の混相流の一種

2.主な特徴

(1)密度が低下

  • 気泡が入ることで、純粋な液体よりも平均密度が下がる。

(2)見かけの粘性変化

  • 気泡の大きさ・量によって、流れやすさ(粘性)が変わる。

(3)圧縮性を持つ

  • 液体単相ではほとんど圧縮できないが、気泡があると圧力変動に対して圧縮性が増す。

(4)エネルギー吸収効果

  • 気泡の存在により、流体中での衝撃や振動を和らげる場合がある。

3.代表例

・ビールや炭酸飲料(液体+二酸化炭素の気泡)

・消火用の泡(水+界面活性剤+空気)

・整髪ジェル

・界面活性剤

・気泡入り洗顔料

・シャンプー、ボディソープ

・カスタードクリーム、ホイップクリーム

エアダイヤフラムポンプADDで移送可能な粘度を動画でわかりやすく紹介

気泡含む発泡性流体の納入事例

納入:埼玉県大手コンビニパン製造工場 様
用途:カスタードクリームの移送(制御付き)
型式:サニタリーダイヤフラムポンプSB型

| カスタードクリームを移送したい
大手コンビニパン製造工場様より「カスタードクリームを移送したい」とご連絡頂きました。

引き合い当初はポンプのみのご提案でしたが、移送先のホッパーにて液位満で停止、などの液位制御も含め受注となりました。

納入事例

納入事例一覧

低粘度から高粘度、そして固形物までーー移送にお困りの際はぜひエイチツーにご相談ください。

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